2009年1月26日 (月)

読書のアウトプット

 今日、明日と一般入試試験です。最近は、私立大学では年末までの推薦入試で定員の半分以上が決まってしまうとはいえ、やはり一般入試試験は最も重要であるのでいろんな意味で緊張感をもってやる行事です。朝方、雪が降っておりましたが、入試に影響がでることはなくホッとしております。明日も天気が良ければいいのですが。
 
 週末は、娘と遊ぶ予定でおりましたが、娘のほうは、土、日曜日ともお友達と約束しており、ショッピングセンターでプリクラをとったり、寒い中公園で遊んだりと元気一杯です。ということでこちらは読書三昧です。科学、経済、ノンフィクションなどいろんなジャンルの本を4冊ほど一挙に読みました。その中で、「読書は1冊のノートにまとめなさい」というのも読みました。昨年読んだ「情報は1冊のノートにまとめなさい」(奥野宣之著)の第2弾ということで、私自身も、同じような考え方をもっていたので今回もどんなものかと思い読んでみました。読書したあとは確かにノートにまとめるのが億劫なので、時間がないとなかなかまとめることはしないのですが、やはり読書からのアウトプットを出すためには、簡単なまとめや自分の感じたこことを書くのが必要なのでしょう。特に物書きする人は絶対に必要なことなのでしょうね。私自身は、やはり現実的にはそのような時間がないです。もう少しアウトプットの出せる読み方をしなければならないとはつくづく感じてはいるので、今後工夫が必要でかも。

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2007年2月22日 (木)

森博嗣のミステリー

  株価のほうが久しぶりに1万8000円台を超えたということです。昨日の日銀の利上げが少し影響しているとのことですが、経済アナリストによっては景気がすこしよくなり2万円もこえるのではないかと予測している人もいるようです。でも庶民からすると全然そのような感じはないのに。
 今週の夜中は気分転換で推理小説を読んでいました。私が読むのは決まって森博嗣さんのシリーズものです。今回はGシリーズの「η(イータ)なのに夢のよう」で、森ミステリーにしては今ひとつでしたが、私が好きだったS&Mシリーズの犀川先生と西之園萌絵の出番が多かったので、その部分では満足です。最初に読んだ森博嗣さんのミステリーは「すべてがFになる」で、そのときはかなり衝撃を受けました。とてもテンポがいい文章で、更に森博嗣さん自身が名古屋大学の工学部の助教授だったこともあって、小説に出てくる地名も身近な地名を少し変えたものが多く笑えました(名古屋を那古野としている。名大をM大や中部大学をC大としているところは普通ですが)。また、理系的な発想で書かれているところもあり、かなり共感できるところがありました。それ以来、ほとんどのものを読んでいます。全体的に非常に読みやすいので、一気に読めてしまいます。最近の森博嗣さんは大学での活動はどうしているのかとネット調べていたら、なんと既に2年前に辞めていたのでした。ちょっとショックでした。大学の助教授をやりながら書いているというところがかっこよかったのに。印税でかなり儲けてしまってアカデミック活動どころではなくなってしまったのでしょうか。ミステリーです。

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2006年8月17日 (木)

売れる本の特徴

今日は朝から大学に行き、ずっと部屋にこもっていました。9月前半までにやらなければならない大学の仕事と、そろそろと仕上げないといけない論文書きなどをしてたわけですが、久しぶりにデスクワーク中心ですとほんと疲れます。少し寝違えて首も痛かったので、更に痛さが倍増してしまいました。8月中にすべて終わらそうと思っているのですが果たして出来るかのか自分自身でも不安になってきました。

この間、同期の古川君の話の中で、最近の売れる本の特徴があるということを聞きました。彼も今、本を書いているので編集者の人からいろいろといわれているようです。藤原正彦さんの「国家の品格」が売れているのは、あの本自体が、藤原さんの書き下ろしではなくて、いろいろなところで語ったりしたものを編集者がまとめたものらしく、いわばしゃべりことばがベースのようです。そのため読者からすると読みやすいということです。逆に難しく堅い言葉で書く本は必ずというほど最近は売れないそうです。読者のほうの読むレベルが落ちているらしく、口語調の文章のほうがいいそうです。そのため、売れる本を企画するために出版社も作者にはいろいろと要求してくるそうです。あと、やはり本のタイトルにかなり気を使っているようです。ベストセラーの本のタイトルはかなり斬新的なものが多いですよね。最近ではブログをおこした本そのものがそのまま売れるというのも今あげた理由からではないでしょうか。
年間7万冊くらい(1日の平均で200冊)本は出版されているということですので、その中でベストセラーになるのはほんの一部なわけで、そういう意味ではすごい競争だと思います。出版社の人大変ですよね。更に言うならば科学雑誌や専門書なんか、買って読む人口を考えるとよく商売成り立つと思います。高い値段はそのためだったりするのですが。ある先生が専門書の執筆しても少しも印税なんか入ってこないと言っておりましたが、まさにそうで、名誉だけだと思います。自分はまだそのような名誉をもらうチャンスもないですが。

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