2009年5月11日 (月)

暑くなりました。小沢さん辞任。河村たかしさん

 ここ2,3日とても暑いです。外にいるときはもちろんのこと、室内においても講義や実習で学生さんに話をしているだけで汗が出てきます。そろそろ長袖から半袖シャツに移行しなければ。

 新型インフルエンザのほうは、日本人感染者が空港で見つかったということで、飛行機内で近くに座っていた人は10日間のホテルでの拘留ということで大変な状況になっています。こういう状況では、やはり専門家による適確な情報の発信が必要になってくるでしょう。

 民主党の小沢代表が辞任されました。少し遅かったという感覚でしょう。ただ、次の代表が誰になるのかということで、民主党の今後、特に選挙で勝利できるかが決まってきます。そのため、次の代表選びは非常に重要でしょう。若い人で適当な人がいればいいのですが。菅さんや鳩山さんを再び推すようでは駄目だと思います。

 民主党出身といえば、名古屋市長になった河村たかしさん、元気に飛び回っています。昨日は、関西のテレビ番組「そこまで言って委員会」にも出ていました。市民税を10%下げるということで、名古屋に住所をおくものとしては歓迎すべき政策ですが、議会との議論の中で実現できるのか見ものです。他にもいろんなことを考えているようですが、少なくとも市民目線でやる人ではあるので、とにかく最初は期待したいと思います。高校の大先輩でもあるので、是非、市民の公僕としてがんばってもらって、名古屋から真の民主政治を実現していただきたいものです。

 

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2009年2月13日 (金)

喘息気味。小泉劇場の再来?

 最近、疲れてきたり、夜お酒を飲んだりすると咳が止まらなくなるときがあります。父親が喘息で、どちらかというと循環器系が弱い家系のようなので、少し要注意です。父親も40歳を越えてから喘息になったようでしたし。ただ、最近は喘息の良い薬もたくさんあるようです。父親のもいまだに喘息ですが薬のおかげであまり問題になっていないようです。いずれにしても体調管理には気を配らなければ。

 昨日の小泉さんの麻生批判、相変わらずマスコミをうまく使っていますね。マスコミもすぐに踊らされての大報道ですから。この発言を最終的にどのようにとらえるのか、すぐに麻生さんが辞めるわけでもないわけですし。定額給付金の予算の法案も衆議院の2/3で可決されてしまっては小泉さんの戯言になってしまうだけのような気がします。いずれにしても小泉劇場の再来なんかはもう勘弁です。衆議院の解散のほうは、このままで行くと予算が通った後の春頃は無理なのでは。あの麻生さんのことですとイタリアのサミットも行きかねないし、いろんなことを考えると案外任期満了までいくかもしれませんね。そう考えると、昨年の秋には絶対に選挙があると騒いでいたマスコミや政治評論家は何だったのしょうか。それで飯が食えるのですからいい職業です。

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2007年6月21日 (木)

悲しい連絡。参議院選挙の投票日

   昨日、健康の話をしたばかりですが、その後で、友人から高校の同級生が肺がんで亡くなったというメールが来ました。非常に残念ですし悲しいです。医療は進歩していますが、まだまだがんは治らない病気なのだとあらためて感じます。
 
 今度の参議院選挙は来月の22日だったものが29日になるとのこと。自民党も何を考えているのでしょうか。この投票日の変更で各自治体は、投票所を確保するのが大変のようです。このことで費用もかなりかかるわけですし、そのために税金が使われるわけですから本当におかしな話です。安倍さんは、この1週間延ばしたことによって、自分が大敗することになると思わないのでしょうか。国民をなめています。こうなったら投票権を持つ人は全て投票に行って審判を下して欲しいです。うちの学区でも29日は夏祭りがあって投票に関わる地域の人も忙しいはずなので、この日に選挙は望んでいないと思います。総理という立場の人間はそういう人たちのことを考えるやさしさというものはないのでしょう。自分の立場さえ守れればいいということでしょうか。何か最初のリーダーのイメージとかなりかけ離れてしまいました。残念です。

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2007年6月12日 (火)

年金、コムスン、政治家候補者

  世の中、年金の問題やコムスン問題など社会福祉問題において日本はどうなっていくのかと思います。こちらも年金のことで社会保険庁に確認したいことがあっても、あれだけ電話がつながらなければどうにもこうにもできません。
 政治家にもしっかりとやってもらいたいと思いますが、そんな中参議院選挙の候補者には相変わらず知名度の高いタレントの人やそれに似た人が担ぎだされています。ほんと腹立たしく思います。政党はそういう方を当選させて勝てばいいのでしょうか。本来ならば、政治家は、政治のプロがやらなければならないのに。これでは、国民を小ばかにしているようにしか思えません。なんで「さくらパパ」なんか出てこないといけないのでしょうか。どういう発想で担ぎ出しているのか理解に苦しみます。民主党の知り合いの国会議員に聞いてみたいと思っています。

 

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2007年6月 8日 (金)

サミット。バイオ燃料ブームの裏で。

  雷雨が昼と夜にあり、少しびっくりしました。大学のエレベーターも1基、雷の影響で止ったようです。自分の使っている装置も、停電があるとかなり支障をきたすので心配でしたが、なんとか大丈夫でした。
 ドイツで行われていたサミットで、2050年までに二酸化炭素を今の50%に削減することが議長声明として宣言されたようです。現在、年間72億トンの二酸化炭素が排出されていて、森林などで吸収されているのは31億トンにすぎないようです。72億トンを半分にして32億トンぐらいにすれば数字的には合うということらしいです。でも、本当にこれが達成されるかは疑問です。アメリカの今後の取り組みもそうですが、サミットに出ていないインドや中国の影響があまりにも大きいです。これらの国の協力がなければまず今回の宣言は無意味なものとなるでしょう。
 今後石油依存から環境にやさしいであろうバイオ燃料のほうに移行し、二酸化炭素の排出も削減できる可能性はあります。しかし、最近のバイオ燃料ブームが逆に環境破壊につながっているようです。さっきニュースを見ていたら、ブラジルでは、バイオ燃料を作るために、熱帯雨林を開拓して、そこにサトウキビや大豆などを植えており、この数年でも北海道2個分の森林がなくなったようです。これはブラジルに限らず、アメリカでもバイオ燃料ブームで、とうもろこしの生産が増えています。そして、これまで食糧用のものが、バイオ燃料用のものに移行しています。その結果、とうもろこしや関連穀物の値が上がり、その影響が日本でもマヨネーズの価格やオレンジの価格に現れています。更には今後、穀物肥料をえさとしている牛を買っている酪農家にも影響がでるようです。小麦価格もあがっており、香川のさぬきうどんの値段も高くなっているようです。
 こういうのを見ていると、結局、世界全体では、環境問題のためにしていることが、環境問題を逆に悪化させているという矛盾が生じています。おそらく、自国の経済利益ばかりを優先していてはだめで、将来の地球のためにグローバルな視点で各国の専門家が知恵を出し合わないといけないのでしょう。かなり難しい問題です。

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2007年3月14日 (水)

光熱水費、なんとか還元水問題

 昨日の全日空飛行機の胴体着陸は、大事故にならなくてほんと良かったです。機長さんの適切な判断と、旋回中に乗客にしっかりと説明して安心感を与えたという姿勢はプロフェッショナルの仕事といってよいでしょう。
 一方、自民党の松岡農相の光熱水費の問題は、ほんと憤りを感じます。「なんとか還元水」とか言って、巷ではほんと有名になってしまいました。国会の答弁でも、法律にもとづいて報告しているので、それを信用してもらうしかないと言わんばかりの発言で呆れてしまいます。国民が知りたいのは、その計上している光熱水費の詳細な内容が知りたいわけで、それを公表できないというのは、何かしら変なことにお金を使っていると考えざるを得なくなります。そのあたりの感覚が我々とかけ離れているのです。普通の会社だったら当然問題になるのに。例えば、最近、理化学研究所でも、職員がタクシーチケットを私的に使ったということで諭旨解雇になりました。政治家だからお金のことに甘いというのでは国民は納得いきません。更に、安倍首相も松岡さんをかばっているということで、どうなっているのでしょうか。国民の支持率が何故低下しているのか、分かっていないのでは。「美しい国」と言っているのが滑稽です。
 松岡さんの言っている「なんとか還元水」の還元水自体、怪しいのですから。その還元水に年に数百万円使っているとしたら、あやしげな宗教にお布施しているのと同じことだと思いますが。
 

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2007年2月20日 (火)

気候変動の経済学

  大リーグのキャンプでは松坂の報道合戦がすごいようです。去年までは松井の報道が中心だったと思いますが、今年は松井の報道はほとんど見ません。逆に松井にとってはじっくりできていいのかもしれませんね。
 今年に入って地球温暖化対策に関する報道が多いですが、現在映画でやっている「不都合な真実」(まだ映画は見ていませんが、ゴアさんの本は買って読んでします。ベストセラーのようです)にしろ、つい最近発表があったIPCCの報告書にしろ、地球温暖化が我々人類の産業活動からきているとがはっきりしてきたということで、今からその対策を急がなければという危機感が世界的に広がってきているようです。昨年の10月末に発表されたスターン・レビューというのがあり、正式にはThe Economics of Climate Change(気候変動の経済学」というらしいですが、経済学的に今後の地球温暖化にかかるコストを議論したもののようです。ちょうど先週あたり国立環境研究所のホームページにそのExecutive Summaryが日本語で翻訳されていたので、英語と日本語で読んでいます。それに対する、国立環境研究所のコメントもでておりました。少しこのあたりも勉強していかなくてはと思っています。今年に入ってからの地球温暖化対策の報道はこういったスターン・レビューなどがきっかけになっていると考えている人もいるようです。この温暖化問題ではかなりイギリスが政府としてがんばっているようです。アメリカが京都議定書を批准しなかったので、その代わりにイギリスが強いリーダーシップを発揮しています。日本もこういう環境問題で国際的にアピールしていくチャンスだと思います。

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2007年1月22日 (月)

そんまんま東知事になる。納豆問題

  昨日の夜、新幹線に乗る前に名古屋駅の待合室でテレビを見ていたら、宮崎県の知事選の開票速報で、そのまんま東氏に早々と当確が出ていました。そこにいたほとんどの人たちはびっくりした顔をしていました。私もまさか当選すると思っていなかったので驚きました。宮崎県民は既成政党よりもしがらみのない人を選んだということなので、そのまんま東さんは、なんとか県民の声を大切にしてがんばってもらいたいです。彼は、早稲田で政治、特に地方自治を勉強してきたということで、これまでの単なるタレント候補とは違うという期待はあります。様々な既得権益とやりあっていかなければならないでしょうが、ここはなんとか宮崎県政を変えて、全国にアピールしてもらいたいです。
 あるある大辞典の納豆の問題は、昨日9時から謝罪の番組があったとか。視聴者のほうからも苦情の電話やメールが殺到しているようです。当然だと思います。この問題で関西テレビやフジテレビはどのような責任をとるのか見ものです。不二家や様々な企業の不祥事の時は、テレビ局をはじめマスコミはこてんぱんにその企業を叩きます。その結果、不二家では、ほとんどの商品も店から消え、関連の店舗も営業停止になりました。同じように、一つの番組であったにせよ、関西テレビやフジテレビは社会的に大きな問題を起こしたわけですから、場合によっては、他の番組も停止にするくらいのけじめがあってもいいわけです。しかし、これまでもそうですが、マスコミに不祥事があったときに、ある程度の調査をして終わりというケースが多いです。マスコミは自分たちには非常に甘いです。マスコミこそ、自分たちが放送する内容は、どれだけ社会的に大きな反響を及ぼすのかを真剣に考えて、もっとまじめに取り組むべきです。今回のこの問題も必ず最後は、知らぬ間になくなってしまうような感じがします。

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2006年11月27日 (月)

おかしな復党

  週末、大学に行っていると、今日が月曜日という感覚があまりありませんでした。来週の日曜日も大学での行事があるので、ここ当分はあまり曜日の感覚が無いかもしれません。
 自民党の復党問題、やはり造反議員12人が復党届けを出して、平沼さん以外は誓約書も書いて、11人の復党が認められるようです。結局、安倍さんも認めたということで、最初から自分が総理になったら戻すつもりだったのでしょう。特に岐阜の野田聖子さんとは同期かなんかで、かなり仲がいいということだったらしいです。この間の岐阜の衆議院選挙の時も、小泉さんが佐藤ゆかりさんのところに応援にかけつけたのにもかかわらず、安倍さんはいかなかったようですので、野田さんと同士と思っていたのかもしれません。いずれにしても、この復党問題では、今後の政局でかなりの影響があるのではないかと思います。当然、民主党は、この問題に関してかなり突っ込んでくると思うし、国民のほうもかなりおかしいぞと思っているので、どうなるか見ものです。安倍さんも何か今ひとつ目立たないというか、影でこそこそとやっている感じです。小泉さんをこの5年見ていたせいか、存在感のある総理というものが当たり前になってしまったのかもしれません。逆に安倍さんのような総理が普通なのかもしれませんが、それはどちらかというと今までの自民党ぽいリーダという感じになってしまいます。何かもっと熱いものを見せてほしいです。少なくとも今までの総理の中で一番若いのですから、国民を情熱を持って引っ張っていくという姿勢が必要です。
 復党問題でまた書いてしまいましたが、ちょっと許せなかったので。

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2006年11月26日 (日)

トヨタの改善

  今日は、大学のほうが朝9時から停電があるということだったので、早めに起きてチェックしていました。夏に停電があったときには新しい建物ということもあり、非常用電源がうまく作動しなかったのですが、今回は施設の方や電力会社、建設会社のほうが休みにもかかわらず詰めていただいていたので何事もなくうまくいきました。夕方、停電が終わるまでは家で掃除したりテレビ見たり仕事も少ししておりました。
 朝のサンデープロジェクトと夜のNHKスペシャルで偶然にもトヨタのことがやっておりました。今や、売り上げが20兆円超え、経常利益も2兆円ということで、更には年間の自動車生産でもGMを来年には抜く勢いです。サンデープロジェクトではそのトヨタがなぜ強いのかというのを、一方、NHKスペシャルでは、世界に進出していく中でのトヨタの苦悩についてやっておりました。今や「改善」という言葉が世界の標準語になっているように、日々の改善によってトヨタは成長しているとのこと。月に5万件くらいの改善案が出されるくらいで、あくまでも従業員自身のアイデアを摘み取ってそれを生かしていくということのようです。それによって、社員は上からやらされているのではない感覚が出てくるようです。生産ラインは自動化なわけですが、その自動化は、実際には人を介した自動化ということで「自働化」(働はにんべんがついている)であるということを強調していたのは印象に残りました。
 そういうトヨタは、今や海外で51箇所の工場を持っており、そこでは、今まで製造業に関わったことのない地域の労働者を雇い教育しているようです。そのためには、日本の技術者も派遣しなければならない一方で、その国々でリーダーを育てていかなければならない苦悩があるようです。また、リコールも多く出ており、そのあたり海外に拡大したつけが今のところでているようです。しかし、トヨタの真髄である改善によっておそらくそれも克服していきそうな感じがしました。リストラもしたことがないということで、物づくりには人が大切だということも強調していました。
 それにしてもアメリカで最も人気のあるピックアップトラックの生産にも手をつけたということです。これまでは、フォードやGMが年間250万台くらい売っているところに足を踏み入れたわけで、当然、反トヨタ感情が増すと考えられますが、そこもしっかりと考えているようです。その車を作る工場のテキサスでは、地元の有力者に下請けを任せたりと、できるだけ軋轢をなくすような戦略をたてているようです。恐るべきトヨタです。どこまで成長していくのでしょうか。逆にトヨタがダメになっていくことがあるのか、そうなったときの日本の経済はどうなるのか。ちょっと怖い気がします。

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