FDフォーラム参加
今日は、午後から京都産業大学でFD(Faculty Development)フォーラムというのがあり、「学生が伸びる大学教育」という趣旨で、基調講演やシンポジウムがありました。(FDについては以前もこのブログで話題にしました)
基調講演では、樋口祐一さん(作家、京都産業大学客員教授)が、大学生の発信力を伸ばすにはということで、その具体的な方法について話していました。樋口さんは、あのベストセラーになった「頭がいい人、悪い人の話し方」を書いた方です。長い間、予備校や自らの塾で小論文の書き方などを指導しています。昨年からも、京都産業大学のほうで日本語表現法という授業で大学生に文章の書き方を教えているということです。今日の話の中では、日本人はこれまで受信するのは得意だが、発信することをしてこなかった。その結果、文章を書けない人が多いということです。発信力をつけるには、とにかく深く考えたことを文章にかけるようにする。それも論理的に考えて書くことができなければ。その発信力をつけるための具体的な方法論についての話もあり、私としても参考になりました。今後の自分の発信力を上げるのにも役立ちそうです。早速、帰りに本屋で、最近樋口さんが書かれた「発信力:頭のいい人のサバイバル術」という本を買ってしまいました。
明日もFDファーラムの分科会がありますので朝から参加します。
帰りは、本屋に寄った後、同じビルにあるTOHOシネマ(二条)に行き、「不都合な真実」をようやく見ました。さすがに評判の映画だけに、ゴアさんの歯切れのよいトーク、英語も実に分かりやすいので、たまに、字幕をわざと目から話して英語を聞く練習もしていました。政治家であれだけ地球温暖化問題について論理的に分かりやすく話せる人は、少なくとも日本の政治家ではいないでしょう。昔からのゴアさんの取り組みとともに、今なお、アメリカ政府の環境問題に対する甘さを痛烈に批判している姿は尊敬に値すべきものがあります。ただ、映画館でこの映画見ていた人、土曜日の19時にもかかわらず、私も入れて20人くらい(150人くらい入れるのに)でした。上映から2ヶ月くらいですが、アメリカではかなりヒットしたらしいのですが、日本ではまだ関心が無いという事でしょうか。子供づれの多くは、今日から始まったアニメのワンピースを見る人が多かったです。(私も来週は娘を連れて行く予定ですが)
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