2009年11月25日 (水)

科学技術予算カットにノーベル賞研究者も怒る!

 昨日来、各学会などからメールで本日ノーベル賞受賞者らの緊急会見があるという情報が流れました。そして今日の夜、東大で利根川先生や野依先生らがそろって会見し、行政刷新会議の事業仕分けで科学技術予算が廃止、縮減対象となったことに対して異議を唱えていました。京大では山中先生もお怒りの会見をされたのを先ほどテレビニュースでやっていました。
 この1週間ぐらいの科学技術予算の削減という民主党政権の流れに対して、我々科学者らは、この動きに何とか待ったをかけなければならないということで非常に危機感をもって行動をしているわけです。ただでさえ地方の国立大学や私立大学には研究予算が来ないのに、国全体の科学技術関連予算が減ってしまっては、ますます研究するお金が無くて困ってしまう研究者が溢れてしまいます。
更に、理系を目指す若い人たちが、このような状況を見ることによって、この分野に行っても将来が無いのではと思ってしまいます。それこそが、日本の科学技術立国としての立場を脅かし、将来、世界のイノベーションの中心に日本は存在せず、諸外国にお金を払って技術を買ってしまうという情けない国になってしまいます。先進国からの撤退ということになってしまいます。ここは何とか民主党政権には頭を切り替えて欲しいと思います。もちろん今現状の国民生活は苦しいのは分かっていますが、そんな中でもがんばって未来への投資をすることが国家を考える人の一つの才覚ではないかと思います。
 この科学技術予算関連の今後の方向性は果たしてどうなっていくのか気がかりです。

 今日は、他にもいろんなことで気疲れが。学部のいろんなことや卒研のことなどいろいろと難しいです。ついついカーッとなってしまう自分が嫌です。もっと楽に考えればいいのですが。

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2009年10月29日 (木)

明日から学園祭。新カリキュラム

 明日から学園祭ということで午後からの講義は休講に。2回生の実習が予定されていたのですが来週に持ち越しになりました。火曜日の実習の内容と同じであっただけに来週準備しなおさなければならず少し効率が悪いです。
 午後は、その代わりに火曜日の実習を欠席した学生さんがどうしても実習の補講をして欲しいということだったので、研究室のほうでフォローしておりました。ほぼマンツーマンの指導だったので理解しやすかったのではと思います。

 夕方からは、来年の1年生から適用する新カリキュラムの時間割についてS先生とチェックをしておりました。いろいろと細かく見ていくと矛盾点が出てきたりして直しておりました。夏休み前から、学科ごとでかなりの会議をして作り上げてきたものでようやくここまできたかという感じです。かなり自分たちの理念を持って作ったので、なんとか学生さんがこのカリキュラムで勉強して力をつけてもらえればいいのですが。毎年試行錯誤していくことになるのでしょう。
 
 

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2009年10月27日 (火)

検量線の理解。講義の評価。

  今日の午後は2回生の基礎バイオサイエンス実験があり、血清タンパク質の硫安分画や検量線を使ってのタンパク質濃度決定などをやりました。検量線の概念は大切なので今回もかなり意識して教えているのですが、すぐに分かる学生さんがいる一方で、理解できていない学生さんもいて教え方に苦労しています。レポートを書く段階でしっかりと理解してもらいたいです。
 昨日は同じ2回生に対して細胞生物学の講義をしましたが、うれしいことに講義後の出席票に、課題以外のコメントとして、動画を使った非常に分かりやすい講義だったとわざわざ書いてくれた学生さんが数人いてとてもうれしかったです。昨日話したタンパク質の輸送に関しては、どうしても説明だけでは難しくなってしまいやすいので、意識してアニメーション動画を入れて分かりやすくしたのが好評だったようです。もちろん4時間目の講義だったので疲れがピークで夢心地の学生さんもそこそこいるのは仕方がないですが。こういう学生さんに対しても目が覚めるような講義をしなければまだまだなのでしょう。

 夜は科研費の申請書類をひたすら考えていました。今週末が〆切なので、明日あたりには提出できればと思っています。もう少しゆっくりと考えなくてはならないのですが。採択されるための書類をじっくりと考えて書くのはかなりの時間を要します。

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2009年10月21日 (水)

学部学生は学会参加が無料。就職戦線厳しい。

 今日は、大学院が受かっている4回生の学生さんが生化学会に行ったようです。生化学会は、学部学生の参加は無料ということなのでおおいにその制度を使ってもらいたいです。おそらくこのような学会は初めての経験なので、明日その感想でも聞いてみたいです。
1、2年後は、大学院での成果を発表することになるかもしれません。その時は、彼等の晴れ舞台を見ることができればうれしいです。

 先週、朝のNHKテレビを見ていたら、3回生の就職戦線が始まった一方で、まだ4回生の学生さんが就職で苦労している様子がやっていました。今の段階でまだ内定をもらっていない学生さんが全国で15万人くらいいるようで、昨年の2倍の数字のようです。企業側としては、この不景気な状況で、ある一定のレベルに達している学生さんしかとらないようです。更には、これからの景気によってはもっと悪くなる可能性もあり、昨年のような内定取り消しを出してしまうようなことがないように、選考にもかなり慎重になっているようです。いずれにしても、そのような状況で就職活動している学生さんはかなり厳しいです。うちの学部もかなり苦戦しているので、どこかに求人がないかとこちらも日頃から気にしてしまいます。とはいってもなかなか無いのというのが現状ですが。がんばって就職活動している4回生には最後まで諦めず努力してもらいたいです。

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2009年8月21日 (金)

インターンシップ見学

  世界陸上の200mでボルトがまたもや世界新記録を出しました。最終的には伝説になるとのことなのでこれからどれくらい記録を伸ばすのか見ものです。陸上の世界も定期的にスーパースターが現れます。それにしても短距離はジャマイカを中心とする中南米、長距離はケニア、エチオピアなどのアフリカが強いということで環境なのでしょうか、遺伝子なのでしょうか。少なくとも短距離のほうは我々日本人は明らかに遺伝的に不利のような気がします。
 今日の午後は学生さんのインターンシップ先の見学に行きました。今週1週間、大学の後輩が勤めている京都府の研究所にお願いし、今日が最終日でした。この1週間、特に水質関連の研究を行い、様々な機器を使わせてもらったということで有意義であったようです。しっかりとしたレポートが期待できそうです
 インターンシップ自体は、私の学生の頃は全くなかったのですが、今では多くの大学生が経験をして、社会に出る前に仕事のイメージを持つという意味では機能しているようです。今回のものは大学の単位が出るものですが、単位の出ないもので個人的に学生さんが自分で調べてやるケースもあります。
 今回のインターンシップは、快く引き受けてくれたKさんがしっかりとしたスケジュールで対応してくれたので学生さんもかなりやりやすかったようです。今後も様子を見てお願いしようかと思っております。夕方は、少し早めに仕事を終えて、Kさんと学生さんとで研究所の近くのおいしい焼き鳥屋さんに行きました。そのあたりでは非常に有名なお店ということでとてもおいしかったです。学生さん2人も満足そうでした。

 今日のネットニュースで気になったものとして、(私大47% 「入試に問題あり」)という記事がありました。これに関してはうちの学部でも常々感じていることです。大学全入時代になり、特に私立の中堅以下の大学では切実な問題です。何か解決策でもあれば教えてもらいたいくらいです。

 

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2009年8月 2日 (日)

オープンキャンパスで実験を

  昨日、今日と大学のオープンキャンパスがありました。昨日は午前中大雨が降っていたので、参加人数が少ないのではと心配しましたが、結果的には今日よりも多く来て頂いたようです。
 昨日のオープンキャンパスでは午後に「発行生物の光るタンパク質を体験しよう」という実験を企画しました。予想以上の人数の高校生に参加してもらいました。昨年ノーベル賞の対象になったGFPやホタルの光る酵素であるルシフェラーゼの反応を体験してもらいました。部屋を暗くしてその両方のタンパク質が光ると、やはり歓声がわいたりして楽しそうです。こちらとしても多くの高校生やそのご家族に実験とその科学的な内容についても理解してもらえて良かったです。
 今日は、担当の日ではなかったのですが、学部の相談コーナーなどで高校生の質問に対応しておりました。将来の進路を真剣に考えている高校生と話すのは非常に意味のあることです。こちらも必死に学部のことを分かってもらうように説明しておりました。
夏休み中ということで家族全員で来るケースも多かったです。関東方面など遠いところからも来ており、高速道路が1000円になったことも大きいのでしょう。

 

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2009年7月31日 (金)

フレッシュマンゼミ打ち上げ

 今日で試験期間も終了ということで学生さんのほうもほっとしているのでは。ただ、合格点に達していない科目では、来週前半に再試験を行うものもあるようなので、もうひとふんばりが必要な学生さんは気が抜けません。

 今日は、午後から毎年恒例となっているフレッシュマンゼミの合同発表会を行いました。私のゼミとN先生のゼミの1回生が、自分が興味のあることを調べて発表するものです。3回生、4回生も聞きに来てくれて、質問もしてくれました。初めてにしては皆さん問題なくこなしていました。ただ、上級生の鋭い質問には少したじたじになるところもありましたが、そこは今後調べを深くすることで解決できるでしょう。
 夕方からは、バーベキューを行いました。雨が心配でしたが、なんとか降らずにすみ、お肉、野菜、焼きそば、スイカなど皆さんたくさん食べていました。準備などがんばってくれた4回生には感謝です。段取りが非常によかったです。
 夜は、明日のオープンキャンパスの準備をしておりました。少し天気が悪そうですが、たくさんの高校生が来てくれることを期待しています。

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2009年7月22日 (水)

日食観察。たこ焼きパーティー。

 皆既日食が見られる日ということで、朝からテレビでは情報盛りだくさんでした。午前中、お客さんが来ており、ちょうど終わった時間が11時前ということで、大学の建物の1階に降りていくと学生さんが空を見ていました。あいにくの天気ではありましたが、雲の隙間からときどき見える太陽は80%くらい欠けていて、三日月のようでした。ちょうど日食観測用のメガネももっていたので、それを使っても見ましたが、少し太陽光線が弱かったので、直接見たほうが良く見えました。今後、26年は日本では見ることが出来ないようなので、ひとまず見れて良かったです。それにしても奄美大島のほうの悪石島にツアーで行かれた方たちは、嵐だったようで全く見れなかったようです。自然現象なので仕方がないですが、なんともやりきれなかったのでは。
NHKは、4箇所くらい取材班を出していて、どんな場合でもいい映像を中継しようというプロ意識はたいしたものです。硫黄島での皆既日食の映像はかなり良かったようです。

 午後は、研究室セミナーをみっちり行い、その後はたこ焼きパーティーを。関西人が多いので、さすがに出来はいいです。チーズ入りなんかもありました。おいしく食べさせていただきました。他の研究室からなぜかスイカの差し入れもあり、これまた甘くておいしかったです。
 明日からは、試験期間が始まります。いきなり明日科学英語があるのでその採点などで忙しくなります。

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2009年7月15日 (水)

休講解除。大学改革など。

  今日から休講も解除されて授業の再開です。水曜日は講義、実習も無かったのですが、学部内は学生さんも戻り活気がでてきました。今のところ追加で新型インフルエンザにかかっている人はいないようです。でも、こればかりはいつどこで誰が感染するかは分からないので今後も状況を見ていかなければなりません。来週からテスト期間になるので、学生さんのほうは健康管理も重要となってくるでしょう。

 午後からは、教職員の研修会や会議などがありました。学内にいろんな問題があり一つ一つ解決していかなければなりません。学生さんにとっていかにいい大学を作っていくか、特に少子化で大学自体が斜陽化していく中で、そうならないような改革をしていくことが重要で、個々の教職員が意識していかなければならないのでしょう。とはいっても、目の前の教育、研究で手一杯の身としては、そこまでの余裕がないというのが現状です。もう少し大学のことが分かってきたらそういうところにも力をいれるのかもしれないですが。

 政治のほうは、急にバタバタしてきました。参議院で問責決議案が可決されたことで、北朝鮮船舶の貨物検査を可能にする法案は廃案になるようで、対北朝鮮対策では国際的にリードしていかなければならない時期だけにどうにかならないかと思っていしまいます。こうなってしまうと、国会議員もいかに自分が当選するためにどうすればいいかという判断でしか動かなくなってしまうのでかなり問題です。結局政治が国民のものでなく政治家のものになってしまっているようです。

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2009年7月13日 (月)

休講。菌体回収。政治に動き。

 今日から明日まで、私の学部では新型インフルエンザで休講措置がとられています。朝、知らずに登校してきた学生さんは、貼紙を見て帰っていきました。少しかわいそうでしたが。
 今日、明日予定していた遺伝子化学実験のほうは、木曜日、金曜日にまとめてやることに。金曜日は実験の後片付けも入るので少し忙しくなりますが。金曜日から培養していた大腸菌は、なんとか菌体だけを回収しました。さすがに木曜日までは培養できないので仕方がありません。回収操作後から学生さんらにはやってもらうことにします。

 いよいよ来週には衆議院が解散されることになったようです。昨日の東京都議選の結果は、自民党にとっては屈辱的なものでした。国政に巻き込まれた都の議員さん等はやりきれないでしょう。8月30日に選挙の予定とのことですが、このままだとよっぽどのことがない限り民主党という流れなのでしょう。とにかくこれまでの何十年もの政治システムから変化して、新しいシステムの中で日本が進むべきなのでしょう。今年がその元年になってほしいです。
 キリンとサントリーの統合の話や、臓器移植法の成立など、今日はいろんな動きのある日でした。こういうときはマスコミもどのようにニュース発表すればよいのか困るのではないでしょうか。

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